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記事のトップ > ACW2からのお知らせ『働く女性の写真展』を開催!ぜひ応募を!
2007年1月20日の「働く女性の全国センター発足記念イベント」まで,あと1ヶ月となりました.準備会では,発足記念イベントでの『働く女性の写真展』を企画しました.短い期間の募集となりますが,ぜひ,全国の私達の写真を一堂に集めましょう.1月20日参加予定の方も参加できない方も,ふるって,お気軽にご応募ください.
締め切りは1月
「愛も仕事も生きがいも」をテーマとする写真を募集します.職場の1コマ,いつも通る道,自分の顔,家の台所の1コマ・・・どのような写真でも結構です.あなたの私たちの仕事や暮らしを表す1コマを写真に収めて応募してください.
応募作品は,1月20日の発足記念イベントで展示する他,acw2.org に掲載する予定です.
1.「愛も仕事も生きがいも」をテーマとする写真1点(連続写真,対比写真など,組みになっている場合は2点以上も可)
2.コメント(写真の説明,詩,ひとことコメント,全国の女性へのメッセージなど,内容や長さは自由.コメントなしも可)
3.都道府県(住んでいるあるいは働いている)
4.氏名
5.連絡先 emailと電話番号と住所
6.ホームページ掲載不可の場合「ホームページ掲載不可」と書いてください
を,
デジタルカメラで撮影した写真の場合,メール本体に2?6を書き,写真を添付して,photoアットacw2.org(アットを@に変えてください)まで送ってください.
デジタルでない場合は,可能であれば6切り(203×254)に焼いた写真,そうでなければふつうのサイズの写真と,上記2?6を紙に書いて
東京都渋谷区代々木1-19-7横山ビル 女性ユニオン東京気付
働く女性の全国センター写真展係
まで,郵送してください.また作品の返送を希望される場合は,その旨明記してください.
1月20日の発足記念イベントでは,上記1?3(写真・コメント・都道府県)を,展示します.また,「ホームページ掲載不可」以外の作品は,後日ホームページに掲載します.氏名や連絡先など個人情報は,acw2からの連絡のため
のみに使用し,展示しません.氏名や連絡先の展示を希望される場合は,2のコメントの中に書いてください.
締め切りは2007年1月10日です.まだ会員になっていない人も応募できますので,たくさんのご応募をお待ちしています!
担当:遠藤礼子 (働く女性の全国センター準備会)
写真展に関するお問い合わせは
photoアットacw2.org(アットを@に変えてください)
または,働く女性の全国センターまでどうぞ
この写真展は,アメリカの,unseenamerica(見えざるアメリカ)というアートプロジェクトを参考に企画しました.
今回の私達の企画は,事前の講習会はありませんが,将来には,本格的な企画もできたらいいですね.ご参考までに,以下にunseenamerica(見えざるアメリカ)企画の報告の一部を転載します.
unseenamerica(見えざるアメリカ)企画については
http://www.bread-and-roses.com/ をご参照ください(英文)
以下転載
第1回の講習は、大衆雑誌を積み上げて、受講生に「これらの中に自分たちがいるかどうか、探して見ましょう、自分たちの写真や、自分たちの感性に訴えるものはあるでしょうか」と問いかけるところから始まります。しかし参加者
は何も発見できません。そこで、自分たちを目立たせるためにはどうすべきか、他人が聞きたい話だけでなく、自分たちが伝えたい話をどう伝えるかについて話します。
その後、組合本部に隣接した当団体のギャラリーで展示会を開催しましたが、そこには受講生の親戚や子どもたちを含むたくさんの人々がやってきました。いずれも開会式などに参加した経験のない人々です。開会式で新米写真家た
ちは、写真について解説しました。
ある移民労働者は講習期間の12週間全部を費やして、椅子の写真をあらゆる角度から撮りました。彼女は忙しすぎてその椅子には座ることもできなかったからです。
長年、二交代制で介護ヘルパーとして働いているある女性は、25歳になる息子が髪を切っているところの写真を撮りました。なぜならば息子が赤ん坊の頃、最初にヘアカットをした場に居合わせることができず、それをずっと残念に思っていたからです。
縫製労働者である年配の70代の中国人男性は、昔の中国では誕生日会や結婚式などのめでたい行事しか写真に撮ってはならないと教わったが、彼の人生にはめでたいことや幸せなことは一つもなかったので、これまで写真を撮ったことはなかったと説明しました。でもその彼にも、講習が始まってから数週間後には何を撮影してもよいことが分かりました。彼の作品で展示されたのは、雪の日にデモに参加するためにバスに乗った鈴なりの労働者の写真でした。彼はこ
れが最初に撮った幸せな写真だと言いました。寒いけれど、バスに乗っている人々の心は暖かいからです。
別の女性は、自分の話に興味を持つ人がいるなどとは考えたこともないので人前で話したことは一度もないと述べた後、カメラと自分の撮った写真についてどう思ったかを語りました。「まるで、ようやく井戸から飛び出したカエル
になったような気がしました。」
私たちはこれまでに講座を150回開設し、鉄鋼労働者、成人自閉症者、公務員、元ホームレス、飲食店従業員、警備員などと共に展示会を全国各地で公開しました。いつの日か、これらすべてを集めた大規模な展示会が開催できれば
よいと願っています。そこでは、矛盾と驚きに満ちたこの複雑でゆたかな社会の一面を伝える、はっとさせられるような写真、聞いたこともないような体験談、そしてどうやって創り、どうやって見るかを学ばねばならないようなポートレートが展示されることでしょう。
[ 記事のトップ > ACW2からのお知らせ ] 掲載 2006/12/21