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記事のトップ > ACW2からのお知らせホットライン08年7〜10月の報告
◆7月から10月の4ヶ月間の相談件数は合計で91件でした。
時間外や話し中なども合わせると合計990件の着信があり、電話が通じなかった方も多かったと思います。
◆雇用形態別
正規29人(31.9%)、非正規57人(63%)、
その他(無職など)3人、未回答2人でした。
9月6、7日に派遣ホットラインを行い、派遣労働者からの相談もたくさんありました。
◆相談内容
暴言、いじめ、その他人間関係が31件(うち非正規が18件、正規が13件)
セクハラが21件(うち非正規が8件、正規が11件)で、
やはり職場でのハラスメントの相談が一番多いという状況は依然として続いています。
続いて多かったのは、解雇、退職勧奨、雇用不安の相談も15件寄せられました。職を追われる(かもしれない)という最も厳しい相談といえます。
そして、労働時間や休日、職務などの不利益変更の相談が8件。
長時間労働、サービス残業、有給休暇などその他のものも含めて労働時間や休日に関する相談と低賃金・賃金格差などの訴えがそれぞれ6件でした。
今回の期間では、労働者派遣法の改正の動きを受け、緊急に行った派遣ホットラインの期間を中心に、「派遣先の労働者との賃金格差が激しい」「交通費ももらえず低賃金」「違法な事前面接が当たり前にあり落とされた」「派遣元会社は何もしてくれない」「派遣元が賃金の何倍ものマージンをとっている」
など派遣労働者の怒りの声が寄せられました。
ACW2ではこれらの実態を国会や厚生労働省に訴えていきます。
[ 記事のトップ > ACW2からのお知らせ ] 掲載 2008/11/24